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11.4 WG18−Mobile and fixed offshore units
関連文書:18(Kista/WG18)5 and 6
WG18ではMobile and fixed offshore unitsの電気設備に関する規定を新規に作成中である(IEC92−1892part1〜7として発行の予定)。現在回章されているものは、18/792/CDである。
WG18のConvenerが、報告書18(Kista/WG18)5と6をもとに作業経過を報告した。報告書には、規格作成のExpertが不足している旨記載されている。この点に関し、議長より、WG18により多くのメンバーが加わるよう各国代表に要請があった。これを受け、アメリカより、国内委員会の公式の確認を得しだい参加したい旨の意向が表明された。報告書18(Kista/WG18)6は、ISO/TC67へのLiaisonとしてISO/TC67のSecretaryに送付するとのことであった。
中国代表より、ISO/TC8/SC4及びISO/TC67/SC7では合同でMODUの揚錨装置のテクニカルレポートを作成しているが、この作業にWG18のメンバーが加わってほしい旨の要望が出された。議長より、要望を文書化し、TC18のSecretaryに提出するよう指示があった。
本改正案は、Stand−aloneの規格にすべく、関連規格(IEC92シリーズ等)を極力引用する形式を採用している。日本は、改正の手間を考慮し、Stand−aloneとすることに反対しており、ドイツ及びスウェーデンからも同様の意見が出されていた。WG18の結論としては、現在の改正案通り、Stand−aloneとする旨18/805A/CCに述べられている。この件に関し、ドイツより、IECのDirectives(極力他規格を引用するよう規定されている)に抵触する本改正案には反対である旨の意見が表明された。これに対し、議長より、この改正案はまったく異なる0ffshore産業からの要請をもとに作成されたもであるため、Stand−alone規格とすべきであるとの意見が出された。ドイツはさらにStand−aloneとする場合の改正作業が問題である旨の反論をしたが議場の同意は得られなかった。
(日本は、議長の意見及び18/805A/CCのappendix Dを考慮し、あえて反対する行為は行わなかった。議題11.8でも同様の議論があった。)
この後、WG18はTC18のSub−Committeeとすべきではないかとの意見がカナダより出され、アメリカ及びノルウェーの賛同を得られたが、議長より、現在WGのConvenerはWGのメンバーを募るという大きな問題がある旨を指摘され、この案は却下された。
この後、18/805A/CCに関しての意見が出された。アメリカより、item4、6、7、17及び39のコメントの撤回、5、9及び16の見解に賛成、また、34のイギリスからの質問に対する回答については態度を保留する旨の発言があった。ポーランドはitem 20のコメントを撤回するとのことであった。その他のコメントに対する回答については同意された。以上により、改正案(18/792/CD)は、一部修正の上、CDVとして回章されることとなった。CDVは、フランス語版が出来しだい回章するとのこと。(通常フランス語への翻訳は2ヶ月を要するとのこと。)
11.5 WG19−Quality aspects of power supply systems
関連文書:18(Kista/WG19)8
WG18のConvenerが、報告書18(Kista/WG19)8をもとに作業経過を報告した。
IEC92−101の本議題についての改正は、18/772/RVDにより昨年の4月に完了(一部editorialな改正があり、Corrigendumを発行するとのこと)しているが、先のロンドン会

 

 

 

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